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eラーニングの効果的な活用法と今すぐ取り入れられる実例4選を解説

eラーニングは、インターネットを通じて動画やテキストなどの教材を配信し、学習者に自己学習可能な環境を提供できる教育手法です。何度も繰り返し同じ教材を復習できる環境を提供することで、理解度を高めると同時に、管理側にとっては教育コストの削減にも寄与します。

本記事では、eラーニングの効果的な活用法と、その実例4つを紹介します。企業や教育機関がすぐに取り入れられるものばかりですので、ぜひ参考にしてください。

eラーニングとは

eラーニングとは、インターネットやコンピュータを利用した遠隔教育の方式の一種です。eラーニングを用いた教育手法では、時間や場所の制約を受けずに、オンライン上で学習資料にアクセスし、知識を習得できます。

動画配信による講義や、インターネット上で配布される教材、オンラインテストなど、多様な教育コンテンツが提供されています。自己研鑽を目的とした学習や、企業の研修プログラムなどの用途にも広く用いられており、個々の学習ペースやスタイルに合わせた柔軟な教育が可能な点が魅力です。

eラーニングについてさらに詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください。
集合研修のeラーニングには動画コンテンツがおすすめ!導入するメリット・デメリットを解説

eラーニングの効果

eラーニングにはさまざまな効果がありますが、特に社員の学ぶ姿勢を身につけやすくしたり、反復学習により知識の定着を促したりする効果が期待できます。また、人的コスト削減や学習の進捗状況の把握にも効果的です。

ここでは、eラーニングの主な5つの効果について詳しく解説します。

社員の学ぶ姿勢が身につく

eラーニングはインターネットを通じてさまざまな学習教材にアクセスできる特徴から、自主性を促進し、社員の学習姿勢を強化する効果が期待できます。

従来のスクール型の学習とは異なり、eラーニングは個々の従業員が時間や場所を気にせず自分のペースで学習を進められる「マイクロラーニング」が可能なため、主体的な学習態度を身につけることが可能です。

また、多様な教材や配信システムなどを活用した双方向のコンテンツを利用することで、学習への興味やモチベーションを高めることにもつながります。eラーニングを活用して自己管理能力と責任感を養い、組織内で自律的かつ積極的に学ぶ風土を形成できます。

マイクロラーニングについては、下記の記事もご参照ください。

マイクロラーニングとは?事例からわかる、効果を引き出す仕組み

反復学習により知識の定着を促せる

eラーニングシステムでは、同じコンテンツに繰り返しアクセスしたり、自分のペースで過去の教材を復習したりすることが可能です。これにより、反復学習を通じて知識の定着を促す効果が期待できます。

特に、複雑な考え方や知識・スキルを習得する際、何度も同じ教材を振り返ることで理解を深め、長期記憶に移行させやすくなります。

また、クイズやテスト機能を利用することで、学習の理解度をステップごとに確認し、必要に応じて学習内容を調整できます。

下記の記事では、業務標準化や仕組化についても詳しく解説していますので、ぜひこちらもご覧ください。
仕組み化とは?成功のための4ステップやムダの定義を解説

人的コスト削減につながる

eラーニングは、従来の対面式トレーニングに比べて、人的コストを削減しやすい点も魅力のひとつです。

講義を開催するための教室や講師を必要とせず、オンラインで学習資料にアクセスできるため、講師料や交通費、施設費、宿泊費などの経費を節約できます。

さらに、eラーニングは時間と場所を選ばずにアクセスできるため、業務時間外にも学習が可能で、業務に支障をきたすことなく効率的なスキルアップも実現可能です。

eラーニングを使った研修については、下記の記事もご参照ください。
集合研修のeラーニングには動画コンテンツがおすすめ!導入するメリット・デメリットを解説

学習の進捗状況を容易に把握できる

eラーニングシステムは、学習者の進捗状況や理解度をリアルタイムで追跡し、管理する機能を備えています。これにより、管理者や教育担当者は個々の社員の学習進度や成果を容易に把握し、知識やスキルに合わせて適切なサポートや指導を行うことができます。

また、学習者自身も自分の進捗状況を確認し、学習計画を自己管理することが可能です。自身の知識やスキルレベルを正しく把握することで、学習の効果を最大化し、目標達成に向けた意識を高められます。

業務の属人化を防止できる

eラーニングを通じて、業務に必要な知識やスキルを組織内で広く共有することも可能です。

組織内で業務上の知識やスキルを共有できれば、特定の個人に一部の業務が依存する業務の属人化を防止し、業務負担の軽減や品質の平準化が期待できます。

また、知識や技能が組織内で均等に分散されることで、主担当者の不在時でも業務を円滑に進行させることが可能になります。さらに、eラーニング上に教材をアップロードしておけば、教育担当者を設置しなくても、新入社員や異動者が迅速に業務に適応できるようなトレーニング体系を構築できます。

属人化について詳しく知りたい方は、下記の記事もご参照ください。
属人化とは?発生する原因や解消のための3つの手順を解説

効果が低いeラーニングの活用方法

eラーニングは組織内の教育体制を強化するために役立つシステムですが、使い方によっては十分な効果を発揮できない可能性もあります。ここでは、効果が低いeラーニングの活用方法を3つの観点から解説します。

eラーニングの活用法については、下記の記事でも詳しく解説しています。
eラーニング活用のメリット・デメリットと7つの活用例を一挙紹介

受講者にあったコンテンツを提供できていない

eラーニングのコンテンツが受講者のニーズやスキルレベルにマッチしていない場合、学習効果は著しく低下します。

例えば、既にある程度の知識が身についているベテラン社員に対して初心者向けの基本的な教材を提供しても、彼らは既に知っている情報の学び直しに対して退屈感を覚えるばかりか、新しい学びを得られない可能性が高いです。

一方、初心者に対して難易度の高すぎる教材を提供すると、理解が困難で挫折感を覚える可能性があります。

eラーニングの効果を高めるためには、受講者の既存の知識、経験、学習目標に合わせてカスタマイズされたコンテンツを提供する必要があります。適切なコンテンツを提供することで、学習者は自身の業務と関連性が高く、適切なレベルの教材を通じて効率的に学習を進められます。

効果的なeラーニングコンテンツの作成方法は、下記の記事も参考にご覧ください。
どうやって作ればいいの?効果的なeラーニングコンテンツの作り方

受講者のモチベーションを考慮していない

eラーニングの効果は、受講者のモチベーションに大きく依存します。モチベーションが不足している状態では、学習者は教材を活用しきれず、学習成果も低下する傾向にあります。

学習へのモチベーションを高めるためには、学習の目的とメリットを明確に伝え、学習者自身のキャリアや個人的な目標とどのように結びついているかを理解させることが重要です。

また、一方的に学習させるだけでは飽きが来やすいため、配信を活用した双方向にコミュニケーションを取れる学習方式を導入したり、クイズなどの楽しめる要素を導入したり、進捗報告によるフィードバックを行なったりと、学習者を積極的に関与させる工夫も効果的です。

eラーニングを導入したきり改善を行っていない

eラーニングを導入したものの、その後のフォローアップや更新が不十分な場合、学習効果は低下します。コンテンツが古くなると、情報が時代遅れになり、学習者が関心を失う原因となります。

また、アップデートによってeラーニングシステムの機能や使い勝手が向上しているにも関わらず、改善された機能を十分に活用していないケースもあります。

定期的なコンテンツの更新とシステムの改善に伴う活用方法の変更を行うことで、eラーニングの有効性を維持し、学習効果を高められます。

セミナー

eラーニングの効果的な使い方実例集

最後に、動画マニュアル作成ツールの「PIP-Maker」を活用した4社における、eラーニングの効果的な使い方を紹介します。これからeラーニングの導入を検討している方で、どのように活用していけば良いのかヒントを知りたいという方は、ぜひ参考にしてください。

ライフネット生命保険株式会社様

ライフネット生命保険株式会社では、eラーニングを代理店向けの研修動画制作に活用しています。従来の集合研修や紙ベースの教育資料に比べ、動画研修は伝わりやすく効率的であると判断したことから、eラーニングの導入を決定しました。

eラーニングの実施に際して行ったサービス選定では、短期間での動画制作能力と運用の容易さが重視されました。PIP-Makerを導入した決め手は、同社や頻繁な保険商品や申込みルールの改訂に対応し、多数のコンテンツを安価に作成できる点でした。

実際の導入後も、ツールの使い方についても短期間で習得でき、パワーポイントとナレーションを用いて約1か月で8本の動画を効率的に作成できています。

ライフネット生命保険株式会社様 事例紹介

株式会社日本旅行様

株式会社日本旅行では、「研修前の予習動画」の制作を目的としてPIP-Makerを導入しました。同社では航空券やパッケージツアーの販売に加え、地域振興や海外観光客誘致など新たな業務範囲への拡大に伴って、社員に新戦略を効率的に理解させる必要が生じたことから研修前の予備知識が必要になったためです。

PIP-Makerを導入した決め手は、パワーポイント資料を簡単に動画化できる点であり、操作の容易さや迅速に動画マニュアルを作成できる点に魅力を感じていました。実際に導入すると、研修時間の短縮と効率化が実現し、170人の支店長の出張経費を大幅に削減することに成功しています。

さらに、研修参加者からも好評を得ており、今後は他の研修や社内情報共有にも活用する計画です。
株式会社日本旅行様 事例紹介

静岡県清水港管理局様

静岡県清水港管理局では、eラーニングをイベント、見学会、セミナーなどで効果的に活用しています。年間6,000人以上の小学生からビジネスパーソン、海外からの訪問者などさまざまな客層のニーズに対応するため、PIP-Makerを使ってダイバーシティに富んだ動画を作成しました​​。

作成した動画は社会科見学やビジネス視察においても活用され、利用者である児童や教員からも好評の声が寄せられています​​。

さらに、清水港の役割や歴史を紹介するインタラクティブな動画や、QRコードを利用したバーチャル展示会も実施し、幅広い層にアプローチできています​​​​。講座やセミナーにおいてもサブ資料として利用し、多言語版の動画制作によって担当者の業務負担軽減と経費削減にも貢献しています。
静岡県清水港管理局様 事例紹介

UTグループ株式会社様

UTグループ株式会社は、幅広い業界に人材を派遣し、約3万人の派遣社員のキャリア形成を支援しています。2017年にLMSを導入した同社は、教育コンテンツの質向上とカリキュラムの体系化を目指して、2022年にPIP-Makerを導入しました。

動画制作ツールの選定にあたっては、既存のパワーポイント資料を活用して簡単に動画を作成できる点、講師と受講者間のコミュニケーションの可能性、さらにクイズやテストなどのアクティビティをシームレスに組み込める点を重視してPIP-Makerの導入を決めました​。

既に60本ほどの講座動画を作成しており、アバター付き動画が簡単に作れる点を魅力に感じています。

UTグループ株式会社様 事例紹介

学習者に合わせたコンテンツ提供でeラーニングの効果を最大限に高めよう

eラーニングの効果を最大限に高めるためには、学習者に合わせた興味・関心を惹くコンテンツを提供することが大切です。特に動画を活用した教材の提供は、学習者のモチベーションを維持・向上させるうえで効果的です。ただeラーニングだけで全て担保することはできませんので集合方の研修とハイブリッドで行いましょう

eラーニングに動画教材を活用するメリットとして、次のようなものが挙げられます。

学習者

・視覚的学習の促進:動画教材は視覚的な要素を用いるため、テキストに比べて理解を促す
・繰り返しの視聴が可能:学習者は自分のペースで動画を繰り返し視聴できる

管理者

・効果的な教育コンテンツの提供: 動画教材を通じて、魅力的で理解しやすい教育コンテンツを提供できる
・教育プロセスの管理と追跡: 学習者の進捗や理解度を容易に追跡できる

会社全体

・教育コストの削減:対面式の研修に比べて、動画教材はコスト効率が高い
・従業員のスキル向上:社内全体の知識レベルを底上げできる

eラーニングの動画教材を作成するなら、既存のパワーポイントを活用できる「PIP-Maker」がおすすめです。既に作成済みのパワーポイントをアップロードして、アバターやアニメーションを作成するだけで、学習効果の高い教材を作成できます。

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