
“伝える”をビジネスの成果に変える動画ソリューションを提供する株式会社4COLORS(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:加山 緑郎)は、5月22日、AIアバターがナレーションや対話を行う「PIP-Maker」の自動生成動画内に、MP4などの実写映像の挿入を可能とする「映像挿入機能」を正式リリースいたしました。
PIP-Makerは、Microsoft PowerPoint(以下、PowerPoint)資料をアップロードするだけで、AIアバターのナレーション付きインタラクティブ動画を自動生成するサービスです。
本機能の実装により、これまでのアバターや静止スライドの動画では表現しきれなかった「実際の動き」「手順」「現場の空気感」を、動画内に直接組み込むことが可能となりました。
AIアバター(左)が、建設現場における安全確認作業について解説します。
研修や営業、製品説明、医療の場など、情報の受け手に“理解してもらうこと”が成果に直結する現場では、伝達ミスはそのまま機会損失や判断ミスにつながるリスクをはらんでいます。特に、製造業の工場における安全点検作業および機器やシステムの操作説明、医療・介護現場での教育、安全管理を要する業務の現場では、動画があるかどうかで、教育の定着率、業務の正確性、安全性に大きく影響することが懸念されます。
PIP-Makerは、こうした「伝えたつもりなのに伝わらない」というお客様の声を真摯に受け止めて常に進化しており、今回の映像挿入機能もそのひとつです。2025年4月23日にリリースした「ナレーション付き3人ロールプレイ」や「PowerPointのアニメーション再現機能」といった新機能に、今回の「映像挿入機能」が加わったことで、従来の説明動画を超えた、「伝わるための動画」へとさらなる進化を遂げました。
これにより、複雑な業務や感覚的なニュアンスを含む内容であっても、より直感的に、そして誤解なく伝えることが可能になります。
▼前回のリリースはこちら
https://www.pip-maker.com/press/202505146463/
【映像挿入機能について】
PIP-Makerで作成したAIアバター解説動画の中に、MP4などの動画ファイルをそのまま挿入・再生できる映像挿入機能を新たに実装しました。これにより、スライドやAIアバターの説明だけでは伝えきれない実際の映像や動きをそのまま組み込むことが可能になります。
たとえば、機器の操作方法や製品の使用シーンを動画で見せたり、病院での研修で手術手技の流れを映像で補足したりといった活用ができ、他のツールでは実現が難しい独自の表現手法として視覚的に伝える力を大きく高めることができます。従来のスライドベースの動画に比べ、リアルな情報伝達と臨場感ある表現が可能となり、研修・マニュアル・営業資料などの幅広い分野で活用が期待されています。
※実際の動画はこちらでご視聴いただけます。
https://www.4colors.jp/video_sample/250402/#slide1
<映像挿入機能活用例>
例えば、以下のような業務シーンで、視覚的な理解を促進し、誤解や伝達ミスを防止します。特に、製造・建設・飲食・介護など、熟練技術者のノウハウが競争力の源泉となる業界における属人化の解消にも大きく貢献します。
・製品や機器の操作手順を、実際の動作映像で補足し、手順の標準化を支援
・営業資料に使用シーンの動画を差し込み、より強い訴求力を実現
・医療・介護分野での研修動画に、手技や処置の実写映像を追加
・建設・製造現場における職人技・検品基準・トラブル対応などを可視化
・保守・メンテナンスや農業分野での熟練技術・地域技法の記録と継承
・農業・食品加工分野における、地域に根差した伝統技法の記録と継承
このように、PIP-Maker動画の中に実写映像を組み込むことで、熟練者の作業や判断基準を表現できるようになり、技術伝承の標準化や品質・再現性の向上、教育コストの削減、事業継続へのリスクヘッジにも貢献します。また、多言語対応機能を活用すれば、グローバル展開を行う企業でもスムーズにご活用いただけます。
さらに、実際の制作操作はPowerPointに素材を追加するだけで完了するため、特別な動画編集スキルは不要です。